恐怖指数(VIX)は20以上か20以下かが大きな分岐点と言われる。20を超えているということは市場に不安感があるということ、逆に20を下回れば市場には安心感があるということだ。
そのVIXがついに今月20を割れてきた。
昨年2月24日にコロナの拡大を嫌気してVIXは20を超え、3月にはなんと85.5まで上昇した。これはリーマンショック以来の数値だ。それ以来VIXは1年以上(瞬間風速を除いて)20を割れそうで割れなかったのである。昨年の3月後半から世界の株価は何故か安定して上昇を続けた。しかし、その間もVIXはかたくなに20を割れることはなかった。コロナが終息しない限り真の安心は来ないという恐怖指数としての矜持を示していたのかもしれない。
そのVIXが今月ついに20を下回ったのである。これは1年続いたコロナの不安をついにマーケットは克服したという宣言かもしれない。日々ニュースを見るとコロナの被害はまだまだ現在進行形であるが、世界を見ればワクチンが広がっているのも事実である。
マーケットは明確にコロナ後を意識しだした。それがVIX20割れの示す実態かもしれない。
そのVIXがついに今月20を割れてきた。
昨年2月24日にコロナの拡大を嫌気してVIXは20を超え、3月にはなんと85.5まで上昇した。これはリーマンショック以来の数値だ。それ以来VIXは1年以上(瞬間風速を除いて)20を割れそうで割れなかったのである。昨年の3月後半から世界の株価は何故か安定して上昇を続けた。しかし、その間もVIXはかたくなに20を割れることはなかった。コロナが終息しない限り真の安心は来ないという恐怖指数としての矜持を示していたのかもしれない。
そのVIXが今月ついに20を下回ったのである。これは1年続いたコロナの不安をついにマーケットは克服したという宣言かもしれない。日々ニュースを見るとコロナの被害はまだまだ現在進行形であるが、世界を見ればワクチンが広がっているのも事実である。
マーケットは明確にコロナ後を意識しだした。それがVIX20割れの示す実態かもしれない。