◎ドル円展望
方向性：上昇
ポイント：日米金利差
下のチャートはドル円と日米金利差の比較チャートです。
最近は日米金利差とドル円の相関性は高くなっています。
日米金利差が上昇するとドル円は上昇するのではないかと考えられます。
◎日米金利差が上昇する要因
米金利上昇要因
FRBによる利上げ期待により金利は上昇すると考えられます。
特に12月のFOMCで発表されたドットチャートからは、来年3回の利上げが予想されています。
来年のFRB利上げ期待が後退しなければ、金利は上昇して日米金利差は上昇していくと考えられます。
日金利下落要因
日本はYCC(イールドカーブ・コントロール)を使っており、一定金利以上は上昇していきません。
なので、米金利が上昇（世界的に金利が上昇）しても、日本の金利が上昇することはありません。
日銀がYCC(イールドカーブ・コントロール)を継続する限りは日金利は低迷すると考えられます。
◎長期ポイント
週足で見たドル円はレンジを組んでおり、現在の水準はレンジ上限にきています。
反落するのか、ブレイクするのか、日米金利差を確認しながら注目していきたいと思います。
個人的にはブレイクして上昇すると考えています。