一目均衡表からダイバージェンスを読み取りたい

こんにちは。一目均衡表からダイバージェンスを読み取れないかと考えています。
ここではそのための1つの方法を説明します。

それは、先行スパン1とローソク足との距離(値幅)を測ることです。

ダイバージェンスとは逆行現象といって、オシレーターの動きと株価の動きが逆になっている現象を
言います。たとえば株価が上昇しているのに、オシレーターが下落しているような状態です。
このとき、オシレーターの下落に続いて株価が下落することが多いことから、株価の動きを予測できるとして
ダイバージェンスに注目する投資家は多いと思います。

このチャートでは、上に一目均衡表、下に(終値-先行スパン1)とMACDを表示しています。
赤い矢印がダイバージェンスを示しています。株価は切り上がっているのにMACDは切り下がっています。
面白いことに、中段の(終値-先行スパン1)も切り下がっています。つまりダイバージェンスが起きています。

以前のアイデアで先行スパン1と株価がクロスするとき、MACD線が0とクロスするときがほぼ同じだと書きました。
そして(終値-先行スパン1)でもダイバージェンスがみられることを書きました。
(下のリンクからご覧ください)

これをもう少し分解して考えてみると、先行スパン1と株価の上下の距離(値幅)を測ることで、一目均衡表から
ダイバージェンスを読み取れるはずです。
オレンジの矢印がそれです。株価は上昇しているのに、先行スパン1との値幅は縮まっています。

株価は上昇しているのに先行スパン1がローソク足に近づいてきたら要注意かもしれません。
OscillatorsTrend AnalysisTrend Lines

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