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インペリアル・オイルの第3四半期利益、生産増で上回る

カナダのインペリアル・オイル IMOは金曜日、アルバータ州北部のケアール・オイルサンド・プロジェクトの生産量増加と操業コストの削減により、第3四半期の利益が予想を上回ったと発表した。

しかし、輸入大国である中国の需要低迷と供給過剰懸念による世界的な原油価格の下落により、利益は前年同期を下回った。インペリアルのような総合石油会社もまた、精製事業の低迷に悩まされている。

インペリアルによると、2024年の設備投資額は17億カナダドルの予想より増加傾向にあり、現在は18億-19億カナダドルになる見込みである。

9月30日までの3ヶ月間、同社全体の生産量は平均447,000バレル/日(石油換算)(boepd) で、前年同期の423,000 boepdを上回り、Kearlは第3四半期の生産量の記録に並んだ。

ブラッド・コルソン最高経営責任者(CEO)は決算説明会で、「当社の上流部門は再び記録的な生産量と継続的なコスト削減を達成し、WTI価格の軟化による価格転嫁の減少を相殺した」と述べた。

コルソンCEOは、2023年比で1バレルあたり3ドル以上のコスト削減を達成したと述べた。

インペリアルの株価はトロント証券取引所で3.9%安の99.80カナダドル。

同社の製油所処理量は、ナンテオケ製油所とストラスコナ製油所のターンアラウンド活動の影響を反映し、41万6000bpdから38万9000バレル/日((bpd))に減少した。第 3 四半期の製油所稼働率は 96%から 90%に低下した。

LSEGがまとめたデータによると、インペリアルの一株当たり利益は2.33カナダドル(1.68カナダドル) で、前年の一株当たり2.76カナダドルから減少したが、アナリストの平均予想2.04カナダドルを上回った。

同社は、排出量削減のために160億カナダドルの炭素回収・貯留プロジェクトを提案しているカナダ最大のオイルサンド企業グループ、パスウェイズ・アライアンスの一員である。

Corson氏によると、Pathwaysは第3四半期に400kmの炭素パイプラインの提案依頼を出したが、パイプを発注する前に財政支援の最終条件について政府との協議を終える必要があるという。

(1ドル=1.3909カナダドル)

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