USDJPY ○○を監視しつつ戻り売り

ドル円は、年末年始休みに入る前(12月29日)の場所まで戻り、下落を再開している状況。
前回投稿したアイデアが継続され、戦略としては、戻り売りを狙っていきたいところ。

チャートは、高値安値を切下げ続けていて、どう見ても下方向。
当日のピボットポイントやオプションの情報などを見て、戻り売りを仕掛けていけば流れに乗れるかなと思います。


しかし、今後の展開(円高or円安)を考える上で、監視しておくべきチャートがあります。
昨年3月頃からスタートした世界的なドル需要に関連するもので、このチャートの動き次第では、再び円安が進行していくかもしれません。
その監視しておくべきチャートとは、、米国短期国債(1年)です。

*世界的なドル需要(円安の原因)については、僕なんかよりずっと詳しく説明されている方がいらっしゃいますので検索してみてください



ドル円と米国短期国債(1年)利回りを合わせて確認してみると、


米国短期国債(1年)利回り【日足】
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一貫して上昇し続けてきた短期国債利回りが、11月に入り横ばいに。
その後、4.70を中心に4.60~4.80のレンジでコントロールされているようにも見えます。


そして、10月21日(金)に最高値をつけたドル円も、同じタイミングで高値の切下げが確定して、そこから円高方向に。


USDJPY【日足】
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どのタイミングでそれぞれの上昇が止まったと考えるかは各々違いがあるかとは思いますが、

おおむね11月に入ったタイミングで、同じように取引が一時的に停止されているようにも見え、
年末年始に向けて、一時的にドル需要が止まっている状態なのかなと考えられます。

ですので、年末年始を終えて本格的に再始動してくると、もう一度円安に進んでいく可能性も十分に残っているのでは。
そうすると、ドル円のチャートだけで考えれば、わかりやすい下落方向ですが、合わせて短期国債利回りも監視しておく必要があります。


現状は、4.80付近が上辺となり横ばいになっていますが、
ここを切上げてくるようであれば、円安方向の可能性も高まってくるかなと思いつつ監視をしている状況です。


米国短期国債(1年)利回り【4時間足】
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この点を気にかけつつも、基本的にはドル円のチャートを見て、トレードアイデアを立てたいところ。


とはいえ、
今週は経済指標発表が多く動きがありましたが、来週のカレンダーを見ると、9日(月)は日本が成人の日で休場ですし、注目されそうなイベントといえば、12日(木)米消費者物価指数ぐらい。

今週動いてエネルギーを使ったことを考えると、来週は少し動きが鈍くなるのではないかなと思います。
132.50と133.50に11日期日の大きめのオプションもありますし、週明けのピボットポイントも、そう大きくは離れないでしょう。
今の情報だけで考えれば、やはり動きは鈍くなるのではないかな。


USDJPY【4時間足】
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130円を切り下げて行けば、少し動きが出るかなと思います。
米国短期国債(1年)利回りのチャートで円安の気配を監視しつつ、基本的には、下方向の目線で戻り売りを狙う。
でも、11日(水)、12日(木)ぐらいまでは動きにくいのではないかな。。という心持ちでいきたいと思います。


最後まで読んで頂きありがとうございます!!
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