【AUDUSD】相場分析20200607 強いオージー 0.70超え後のロング戦略

【サマリ】
力強い上昇を継続しているオージードル。
2012年から継続している下降トレンドの下降トレンドラインを週足レベルで上抜けして、さらに上値を伸ばしていこうかという局面。一時は2020年1月以来の0.70ライン更新も見せ、まだ上昇が続く期待もあります。
豪ドル通貨単体の強さを示す豪ドルインデックスのチャートも上昇トレンドを描いています。

<豪ドルインデックス 日足>
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今回は0.70を超えてさらに上昇が継続する場合を想定したロング戦略を検討します。

【詳細】
長期足の確認による環境認識です。

<長期足>
月足
2012年からの超長期下降トレンドです。
赤の下降チャネルの上限が、最後のローソク足実体(未完成)で抜かれていることが確認できます。このローソク足は本稿執筆時点でまだ未完成ですが、週足では確定ローソク足の実体ベースで上抜けています。

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週足
週足では大陽線を伴って月足下降チャネルを上抜けしていることがわかります。
少し伸びている上ヒゲは一時0.70を超えた時のものです。
月足のチャートで引いたフィボナッチで相場を6つのゾーンに分けていますが、ここ10年近くで最安値ゾーンであった一番下の赤のゾーンから、黄色のゾーンに移ってきたことがわかります。

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<中期足>
日足(最上部チャート)
日足でもう少し細かく上昇の動きを見ていくと、0.70に近づくにつれて、陽線の幅が小さくなっていっていることがわかります。これは0.70ラインでの売り圧力によるものと考えています。
※緑の点線はブレイク済みの上昇チャネルですが、将来レジスタンスとして機能する可能性があるため点線で残しています。

<今後のトレード戦略>
月足の下降チャネル上限がブレイクされたことから、今後さらに上昇していくと見ています。
ロングの狙いどころとして以下2つのシナリオを想定します。

1. 0.70ラインで一度レジスタンスされた後、月足の下降チャネル上限まで押してからの上昇
->下降チャネル上限付近で、1時間足4時間足で下値が固まったところでロングエントリー。同じ時間足でチャネル上限を実体で下抜けたら損切りとする。利確は上昇の勢いが衰えるまで伸ばせるだけ引っ張ります。

2. 今の流れのまま0.70を越えてさらに上昇継続
->0.70ラインを越えていく場合、0.70ライン付近が押し目となるのを待ってロング。
0.70ライン付近を背にしているので、そのラインを実体で下抜けたら損切り。Take profitは#1と同様、上昇の勢いが衰えるまで伸ばせるだけ引っ張ります。
AUDUSDChart PatternsTrend Analysis

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